ソテツワラビ【木生シダの育て方】

ソテツワラビ
ソテツワラビ

ソテツワラビ
Brainea insignis

シシガシラ科Brainea属
分布:熱帯アジア(台湾、タイ、マレーシアなど)

常緑
育てやすさ
★★★★☆  簡単
(※個人の感想です)

成長するにつれ、幹がくねくねと曲がりながら成長するユニークな木生シダ。 Brainea insignis 050102-4207

【メーホンソン(タイ北西部)】
幹がくねくねと曲がっているものが多い

日本ではあまり流通しておらず、珍しい植物。
だが強健な性質で育てやすく、 幹の成長が面白いので長年育てていると楽しい。

ソテツワラビ
葉はシシガシラ独特の、ソテツのような葉形。
幹もソテツみたいになるので、名前のとおりソテツにそっくりなシダ。
ソテツワラビ

太くて硬くしまって、表面が根でワサワサになった幹も魅力。
水をかけてあげるとスポンジのように吸水して幹全体に染みわたっていく。

木生シダの中では、かなり育てやすい部類に入ると思う。

シダの割に乾燥に強く、数日水やりを忘れても大丈夫。
通常の観葉植物と同様、土表面が乾いたらたっぷり水やりする。

ある程度耐陰性もあるが、日当たりが良いほうが元気に育つ。

熱帯アジアの植物なので、冬は室内管理のほうが良い。
ただし、室外に置きっぱなしでも、葉を落として冬眠し、翌春には新芽を芽吹くという強靭さがある。

ソテツワラビ

幹が40cm近くまで成長した大きな株。
昨冬に屋外で放置しすぎて、寒さと乾燥で今年はずっと休眠状態になってしまった。
根は元気に張っていることは確認できたので、次の春には新芽が芽吹くだろう。

ソテツワラビ

ソテツみたいな姿がユニークなソテツワラビ。

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