【ミシシッピニオイガメの特長】大きさや性格、寿命について詳しく解説

カメ
ミシシッピニオイガメ

我が家には2013年から飼っている8歳のミシシッピニオイガメがいます。人を見つけるとエサをねだりに来る愛嬌たっぷりの小さな水亀です。

今回はミシシッピニオイガメを8年育ててきた経験から、大きさや性格、寿命や性質といった特徴を詳しく解説します!

ミシシッピニオイガメの分類や生息地

ミシシッピニオイガメはドロガメ科ニオイガメ属に分類されます。生息地は北米で、流れに緩やかな川や湖、池沼、湿地で生育しています。

ミシシッピニオイガメの 大きさ

ミシシッピニオイガメの最大の魅力は、大人になっても大きくならないことです。大きくなっても12~15cmほどにしかならず、それほど大きな水槽も必要ないので管理が楽です。

我が家のミシシッピニオイガメは、8年前に我が家に来た時にはまだ赤ちゃんで大きさは甲長は4cmほどしかありませんでしたが、現在は甲長11cmほどです。多分これ以上は大きくならないです。

ミシシッピニオイガメ
2021年5月現在のミシシッピニオイガメ。甲長11cmほど

去年まで5~6年同じ水槽で飼っていたイシガメと比べても、かなり小さいです。( イシガメが水草を全て食べてしまうため、 今年からイシガメはビオトープに移しました。)

ミシシッピニオイガメの 性格

ミシシッピニオイガメは温和な性格で、複数を同じ水槽に飼っていてもあまり喧嘩をすることがありません。

去年2020年まで、イシガメと5~6年ほど 同じ水槽に同居していましたが、喧嘩することなく、いつも仲良く一緒に日光浴していました。人間に対しても、あまり怖がらせなければよく慣れて、エサがもらえると思って近寄ってきます。コロンとした体形で、目をクリクリさせながらトコトコ近寄ってくる姿は可愛くて愛嬌があります。

ミシシッピニオイガメ
2019年11月。イシガメと同居していた時は、毎日一緒に日光浴していた。温和で喧嘩しない。

ミシシッピニオイガメの 寿命

ミシシッピニオイガメの寿命は平均15年といわれています。飼育下では最長25年も生きることもあるようです。 やはり亀は長生きですね。我が家のミシシッピニオイガメはもう8歳ですが、まだまだ元気で衰えは全く感じません。頑張って20年以上は生きてほしいです。

ミシシッピニオイガメ
2021年5月現在のミシシッピニオイガメ。愛嬌のある顔つきをしている。

ミシシッピニオイガメの生態

水生傾向が強く、あまり陸には上がってきません。 水かきが発達していて泳ぎがとても上手いです。大きい水槽で水深を深くすると、気持ちよさそうに泳いでいます。

ミシシッピニオイガメ
2016年9月のミシシッピニオイガメ。今より少し小さい。水かきが発達していて泳ぎが上手い。

匂いはする?

「ニオイガメ」という名前のとおり、ミシシッピニオイガメは危険を感じると臭いを出す臭腺を持っていますが、我が家のミシシッピニオイガメは8年飼っていて臭いと感じたことがありません。飼育下のヘドロがない清潔な環境で、危険を感じていないと臭いを出すことはないのかもしれません。

ミシシッピニオイガメの特徴まとめ

ミシシッピニオイガメは大人になっても大きくならない可愛い亀です。性質も温和で人によく慣れ、エサを求めて寄ってくる姿は愛嬌がありとてもかわいいです。
「ニオイガメ」という名前ですが飼育下では臭いを出すことはあまりありません。
初心者でも飼いやすい丈夫なかめですが、長生きで 平均15年、長くて25年も生きます。
飼育下では詳しい飼い方は次回解説します。

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