【ミシシッピニオイガメの飼い方】飼育方法を詳しく解説

カメ
ミシシッピニオイガメ

我が家には飼い始めて8年になるミシシッピニオイガメがいます。

ミシシッピニオイガメは大人になっても小さく、丈夫で飼いやすいので、初心者でもおススメの亀です。今回は、ミシシッピニオイガメの飼い方について詳しく解説します。

ミシシッピニオイガメに必要な水深や陸地は?

ミシシッピニオイガメは水棲傾向の強い亀なので、水深を深くして育てます。水槽内を自由に泳げるくらいに水深を深くすると、気持ちよさそうに泳ぎ回ります。

ミシシッピニオイガメ

とくに陸地は必須ではありませんが、浮島などの陸地を設置してあげると、個体差はありますがたまに陸地に上がってきてくれます。

ミシシッピニオイガメを飼う水槽の大きさ

ミシシッピニオイガメは大人になっても甲長11~15cmほどと小さいままであることが魅力で、その分水槽もそれほど大きくなくても終身飼育できます。

ただし、最低でも60cmの水槽で飼うようにしましょう。ミシシッピニオイガメは泳ぎ回るのが好きなので、健康に育てるためには最低でも動き回れるくらいの広さが必要です。

また、水槽が大きいと水量も確保できるので、水が汚れるペースを遅らせることができます。

濾過装置は必要?

ミシシッピニオイガメに限らず、水棲カメは水を汚すスピードが速いので、衛生面でろ過装置を付ける必要があります。ろ過装置があれば、微生物が糞尿によるアルコールを分解し、水質が悪くなるスピードを大幅に遅らせることができます。

ろ過装置には外部フィルターや上部フィルター、底床フィルター、投げ込みフィルターなどの種類がありますが、濾過機能が高くメンテナンスも容易な外部フィルターをお勧めします。

ミシシッピニオイガメの餌やり

ミシシッピニオイガメの餌は、水棲カメ用の人工飼料でよいです。甲羅が健全に成長するために、カルシウムやビタミンDが多く配合されている物を選びましょう。

ミシシッピニオイガメ

一日に一度、カメの頭と同じくらいの量を与えます。数分で食べきる量を与えましょう。与えすぎると肥満になり健康を害します。また、食べ残しが水質を悪化させます。まだ欲しがるからといって与え続けるのはよくありません。

ミシシッピニオイガメは冬眠させた方がいい?

自然界ではミシシッピニオイガメは冬眠します。冬眠した方が代謝が低くなり、寿命も延びます。しかし、飼育下で冬眠するとそのまま死んでします可能性があるため、冬眠させずに越冬させた方が無難です。

室内の寒くなりすぎない場所に水槽を置くと、冬眠せずに越冬します。できれば水中ヒーターを入れて最低18℃ほどにすると安心ですが、温かい室内に入れていればヒーターは入れなくても冬眠せずに越冬してくれます。5℃を下回るような寒い夜はエアコンやヒーターを入れて温めてあげましょう。

ミシシッピニオイガメに紫外線ライトは必要?

カルシウムの吸収に必要なビタミンDは日光浴をすることで体内で生成されます。そのため、 イシガメやクサガメは健全な甲羅の成長のために紫外線が必要なので、紫外線ライトやバスキングライトが必要です 。

ただし、ミシシッピニオイガメは餌からビタミンDを摂取するため紫外線を多く必要としないといわれており、紫外線ライトやバスキングライトは必須ではありません。

ただ、バスキングライトを設置すると日光浴してくれる時もあります。我が家では1匹だけで飼っているときは日光浴してくれませんでしたが、イシガメと同居していた時にはイシガメの真似をして、日光浴するようになりました。

ミシシッピニオイガメ

現在はバスキングライトは入れていませんが、週1回は屋外で日光浴させるようにしています。

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