リュウビンタイ【木生シダの育て方】

リュウビンタイ
リュウビンタイ

リュウビンタイ
Angiopteris lygodiifolia

リュウビンタイ科 リュウビンタイ 属
分布:日本(本州南部(伊豆半島以南)、九州、小笠原諸島、沖縄)
   台湾、中国南部

常緑
育てやすさ
★★★☆☆ 普通
(※個人の感想です)

リュウビンタイは幹が高く伸びないので木生シダではないが、大きな瘤状の塊をつくる。
その根瘤から大きな葉を放射状に伸ばし、木生シダのような太古の雰囲気を醸し出すようになる。

09.04.04 台東 蘭嶼 天池溪溝 蘭嶼觀音座蓮 Angiopteris palmiformis (Cav.) C. Chr., 1937

【台湾】台湾に自生する巨大なリュウビンタイ

リュウビンタイの葉

葉は濃いグリーンで2回羽状複葉

リュウビンタイの幹

成長するにつれ、根瘤は大きくなる。
大きくなった根瘤を切り分けることで、株分けして株を増やすことができる。

水を好むので、生長期の春~秋にかけては毎日水やり、葉水する。
秋以降に冷え込んできたら、数日に1回程度にして耐寒性を高める。

水を好む一方で、鉢底に水がたまった状態で放置すると簡単に根腐れして枯れてしまう。
私も一度根腐れで枯らしてしまったことがある。
鉢底の水は小まめに捨てなければいけない。

耐陰性はあるが日当たりが良いほうが大きく成長するので、直射日光を避けた明るめの場所に置く。

本州南部まで分布していて、ある程度は耐寒性がある。 ただし、寒いと葉を落として休眠してしまうことがあるため、冬は室内に入れる。

リュウビンタイの幹

大きな根瘤から大きな葉を広げる姿はワイルドで格好がよい。
木生シダと同様に、太古の雰囲気を醸し出してくれる。

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